年末の乗車率100%に東海道新幹線に乗る機会があったので、公衆無線LANサービス「Shinkansen_Free_Wi-Fi」がどの程度使えるか試してみました。
みなさん新幹線に乗った時に無料でWiーFiが使えるってしってましたか?
周りの友人に聞いても使ったことがない、知らなかったという人が多かったので簡単に使い方の説明と、実際の所どの程度使えるのかをご紹介したいと思います。
東海道新幹線 フリーWiーFi
まず最初に東海道新幹線のフリーWiーFiってどうゆうものなのかを簡単にご紹介します。
新幹線のフリーWiーFiってどんなもの?
料金
フリーWiーFiという名前の通り、利用料金は無料です。
最近は飲食店でも無料でWiーFiを提供していることが多いので、あたりまえと思うかもしれませんが、実は新幹線にWiーFiはずっと有料だったんです。
時代の流れと、来日外国人のために無料にしたようですね。
設定方法
WiーFiを利用するには、まず最初に設定が必要です。
使い方は他のWiーFiのアクセスポイントに接続する一般的な手順と変わりません。
手順は次の通りです。
STEP1:
iPhone、XperiaなどのandroidスマホのWiーFiのネットワーク一覧を表示し、SSID「Shinkansen_Free_Wi-Fi」探して、これを選択
STEP2:
画面の指示に従い、メールアドレスを登録、またはSNSのアカウントによる認証を実施
大きな流れはこれだけです。これら似たような操作・登録をおこなった事がある人は良いのですが、スマホの操作が苦手、WiーFiってなに?といった人にはハードルが高いですよね?
そういった人は、以下のアプリをインストールしておく事をおすすめします。
今回のようなWiーFiのアクセンポイントの登録、認証、接続を自動で行ってくれます。
また、このアプリを入れておくだけで、新幹線だけでなく、多くの町中のフリーWiーFiの設定も自動で行ってくれるので本当に便利です。
私は、スマホにもタブレットにもこのアプリを入れて使っています。
WiーFiの利用方法など
- 契約キャリ、年齢などに関係無く、誰でも無料でご利用出来ます
- 1日に何度でも利用可能です(1回の接続時間は30分)
- 最初の登録から21日経過すると、再度、登録が必要になります
- 大規模災害時には、ご登録手続きなしで利用可能です
新幹線WiーFiて本当に使えるのか?
さあ本題の新幹線のWiーFiは使い物になるのかですが、答えはYesでした。
WiーFiは複数の人が同時に利用できるサービス。
しかし、1つの無線を多くの人と分け合って利用するシステムのため、同時に利用する人が多ければ多いほど、通信スピードが遅くなり、WEBの表示などが遅くなり使えないという状態になってしまいます。
通信速度
下り約11Mbps、下り約4Mbpsと、新幹線が高速で走っているにも関わらず、ほぼストレス0(ゼロ)のスピードを記録。
正直、多くのの人が使うシステムなので、せいぜいブラウジングがなんとか出来るレベルの1Mbps程度しか速度が出ないと思っていたのに、驚きの速度でした。
ビジネスでも、プライベート(ブラウジングやSNSなど)でも全く問題無く使えます。
動画は見れるか?
屋外で使うWiーFiとしてはかなり早いスピードが出ることが分かったのですが、はたして動画は快適に利用出来るのでしょうか?
新幹線ではかなり長時間電車に乗っているので、ストリーミングの動画が快適に利用できたら嬉しいですよね?
結果は、全く問題ありませんでした。
iPadでストリーミング動画サービスであるAbema TVを見ながらこのブログを書いていたのですが、新横浜から新大阪の区間のほとんどの区間で動画が止まることもなく、快適に利用できました。
ただし一部の区間で、動画が止まることがあり、速度低下が起こっているようでしたが、数分程度待てば復帰したので全然許容範囲でした。
速度低下が起きたのは時間にして全体の5%以下ぐらいだったので、ストリーミング動画も無料で快適に楽しめると言っても支障のないレベルです。
無線が切れることがあるのか?
新幹線の場合、基本的にウロウロ歩き回る事は無いので、無線が切れる事はありません。
ただし、WiーFiの利用方法の所でも書きましたが、JRの公式HPには1回あたり30分と書かれています。
30分ごとに無線を手動で繋ぎ直す必要があるのであればすごくめんどくさい気がします。
でも動画はずっと流しっぱなしにしていましたが、約2時間の間、無線が切れたり、手動で接続し直すといった事は一切ありませんでした。
どうやら、自動で再接続できていて、基本的に新幹線に乗っている間は、何も気にする事なく使い続ける事ができました。
使っていて気になっ所
全体的には満足がいくもので、特に気になるところは無かったのですが、あえて言うとすれば、動画が止まるのは、トンネルに入った時が多かったような気がします。
根拠もありませんし、必ずトンネルに入ると動画が止まったわけではなかったので個人的な印象ではこのような体感でした。
でも通信環境が変わるという意味では、可能性が無くは無いので、重要な連絡、メッセージ、WEBでの登録などを行う場合は、トンネルに入る直前、入った後は避けた方が良いかもしれません。
※運悪く、メッセージなどを送り損なう危険性があるかも?
まとめ
今回久しぶりに新幹線に乗る機会があったので、新幹線のWiーFiが使えるのか試してみました。
結果は、年末の乗車率100%以上の状態にもかかわらず、まったく問題無く快適(高速)に使えることがわかりました。
通信速度も下り11Mbpsと屋外のWiーFiでは、超高速と言って良いほどのスピードが出ていました。
まだ使ったことが無いという人は是非一度試してみて下さい。
パケット利用量の節約にもなりますよ!