VRという言葉はよく耳にするけどVRって本当に普及するの?

MIT Technology Reviewを読んでいると『Hollywood Has No Idea What to Do with VR』という記事をみつけた。内容は、VRはこんな感じになるだろうといった単なるライターのコラム的な記事であったが、「VR will never be like the movies.」という言葉だけが心に残った。

私自身もVRは映画のようなものでは無いというこの言葉が今後のVRが普及するかどうかの鍵を握っているように思います。



VRは本当に普及するのか?

近年毎年のように今年はVR元年みたいな見出しの新聞などで特集などの記事をみますが、キラーコンテンツが出てくる気配は無く、なにに使えるのかがいまだにハッキリしません。

私自身はこの業界の人間ではないので、特に思い入れや、深い知識があるわけでは無いが、第3者的な目線から見て正直流行るとは思っていない。

その理由の一つが、これまでの映像とメガネという2つの普及しなかった象徴的なデバイスの組み合わせだからである。

VRはの肝はなんと言っても360°の立体画面という事になるが、この立体映像という物が何度やっても普及しないのである。

記憶の新しい所では、2010年に発売された3D画面表示対応のスマートフォン。そして、2011年〜2012年頃に大々的に宣伝し売り出した3D対応テレビと3D放送である。

いずれも従来の物とは異なり画面が立体となり迫力とリアリティーがうりであったが、消費者に見向きもされず数年で全くと言って良いほど、その言葉を聞かなくかなくなってしまった。

そして、メガネデバイス。一番話題になったのは2013年の一般発売を開始したGoogle Glass(グーグル・グラス)ではないだろうか?

でもこのメガネデバイスも、今回VRとは性格が異なるが、プライバシー問題、バーやカジノなどでの利用が拒否されたり、安全性への懸念から運転中の着用禁止が検討されるなどの社会的な問題が解決できず、2015年には発売を取りやめ、結局撤退となった。

今回のVRは利用する形態やコンセプトは異なるが、前述の2つの失敗が思い浮かび、どうしても成功するとは思えないんです。ある特定の用途では生き残る可能性はありますが….。

この生き残れない理由はVR自体の問題では無く、私は人間自身にあると考えています。

それは人間の5感という器官が、超高精度であるからと考えています。

どういう事かと言うと、3Dテレビを電気店等で見たことがある人は同意いただけると思うが、3Dの画像を見てもがどうみてもリアルに見えないのである。

なんか安物の画像を見たような…。画像は本物でも3Dにしたとたん嘘くさく感じてしまうんです。

リアリティーを追求するのであれば、完全に人間の5感を騙すぐらいのところまでいかないと、結局感動や満足感を人間が得ることが出来ないんだと思います。

なので結局最初のに出てきた言葉「VRは映画のようなものでは無い」とい事、つまり無理して現実世界を実現するのでは無く、VRという新しい世界をどう作るか?どうみせるかがVRが普及する鍵になるんだと思っています。

今年1年キーラコンテンツが出なければ、まだ3Dテレビの二の舞いになると思いますので、あっと驚くようなコンテントが出てくることを期待したいと思います。



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