最新のワイヤレスイヤホンをご紹介します。
昨年の、AppleのiPhone8でのイヤホンジャック廃止を契機にワイヤレスイヤホンが一気に市民権を得た感があります。
また、完全ワイヤレスイヤホンも登場し、これの普及も進んでいます。
でもまだ出始めという事もあり、まだまだ色々とメリット・デメリットが混在している状況です。
これらの状況を解説しながら現在入手可能な物中からおすすめをご紹介して行きます。
ワイヤレスイヤホンってどういう物?
一般的にスマートホンで音楽を聞く場合に使うワイヤレスイヤホンとは、Bluetoothという無線通信規格を使って、これまでコードを接続する必要があったスマートホンとイヤホンの間を無線化してしまったイヤホンです。
つまり、音楽を聞く時に、イヤホンの線をスマートホンにつなぐ必要が無いという事です。
Bluetoothにはいくつかのバージョンがあり、商品に4.0だとか5だとか書かれたりしていますが、音楽や音声通話に使うぐらいであればバージョンを気にする必要はありません。
ワイヤレスイヤホンのメリット
ワイヤレスイヤホンのメリットは、なんと言っても、スマとフォンとイヤホンの間にコードがなくなると言う事です。
まだ使ったことがない人は別に大した事では無いと思うかもしれませんが、コードが無いという開放感は、想像以上に快適で、私自身がここ数年に感じたカルチャーショックの5本の指に入るぐらいの技術革新です。
ワイヤレスイヤホンのデメリット
ワイヤレスイヤホンに関しては、実はデメリットの方が数手的には多いいんです。
1.音質が悪い
これは線コードを無くして無線にしたことの弊害の一つです。
今のBluetoothの規格は、例えばWi-Fiのように無線で大量のデータを送る事をが出来ません。
このため、ワイヤレスイヤホンの製品のほとんどが、従来の有線のイヤホンに比べて音が悪いです。これは音響の有名メーカーであるBose製であってもSony製であっても例外ではありません。
しかし、最近はこの問題を解決する為に大量のデータを圧縮して送信する技術も作られており、ハイレゾの音に近づける為の仕組みが作られています。
難しい話は置いておいて、できるだけ音の良いワイヤレスイヤホンを見つけるためにはどうしたら良いかと言うと、購入を考えているワイヤレスイヤホンがどの音声圧縮規格に対応しているかを確認して下さい。
みなさんがよく知っている名前はとしてはMP3というものがあると思いますが、これは実はあまり音がよくありません。
基本的に楽器の細部の表現や、音の厚み、ボーカールの伸びなどが楽しむことは出来ません
そこで、みんさんはこれだけ覚えておいて下さい。
- iPhoneをお使いの方がワイヤレスイヤホンを購入する場合
SBC、AAC対応:音がよい
SBCのみ対応:音が良くない - Androidをお使いの方ワイヤレスイヤホンを購入する場合
SBC、AAC対応:音がよい
SBC、apt-x対応:音がよい
SBC、LDAC対応:音がよい
SBCのみ対応:音が良くない
※尚、高音質の音を聞くためには、イヤホンだけでなくスマートホンも、AAC、apt-x、LDACに対応している必要があります。
※音声圧縮技術の音の良さの比較は、実はビットレートの関係も考えないと正確には比較できないのですが、マニアで無い限り考えても仕方がないので、一般的な比較として記載しています。
2.音飛びが発生する
これも無線を使う宿命です、完全ワイヤレスイヤホンのレビューでこの製品は音飛びするとかしないとかの記載がありますが、製品に関係なく、無線を使っている限り音飛びは発生します。
音飛びがしにくい機能を付けている製品もありますが、これは予め音声データをイヤホンで貯めてから再生する手法を取るものが多く、実はこの方式を採用しているイヤホンは、テレビやストリーミング動画を再生する場合、画面と音がずれるという現象が起こる事があるので注意が必要です。
ここまでメリット・デメリットを説明しましたが、なんだワイヤレスイヤホンって使えないじゃんと思った人もいるかと思いますが、これらのデメリットがあってもワイヤレスの方が普段使いには比較にならないぐらい快適なのです。
AppleのiPhoneも新型のXperiaもイヤホンジャックを廃止して、無線に移行していますのでこの流れは変わりませんが、この記事を見た人はデメリットがあることを理解して、後悔の無いように自分のあったワイヤレスイヤホンを賢く購入しましょう!
おすすめの最新ワイヤレスイヤホン
Bose SoundSport Free wireless headphones
比較のなんかせずにこれを指名買いする人も多いのではないでしょうか?
スピーカー、音響製品で超有名なBoseの完全ワイヤレスイヤホンです。
音声圧縮技術はAACに対応しており、iPhoneをお持ちの人におすすめです。
Andoridを持っている人は自分のスマホがAACに対応しているか確認してから購入しましょう!
レビューで音が悪いと文句を言っている人は、AAC非対応の端末の所有者ではないかと思います。
【特 長】
- 完全ワイヤレス
- 安定したBluetooth接続
- 軽量で、快適にフィット
- クリアでパワフルなサウンド
- 音量に合わせて最適化するイコライザー
- 防滴仕様(IPX4)
- Bose Connectアプリで紛失した場所を特定
ソニー WF-1000X
これも製造元に関して説明する必要は無いですよね。
ワイヤレスイヤホンでは現在人気をBoseをと2分していようです。
どちらを選ぶかは正直好みで、基本的に重低音派はBose、原音再生重視派はSonyで間違いないと思われます。
音声圧縮技術はAAC対応です。高音質のワイヤレスイヤホンに間違いありません。
特長はSONYお得意のノズキャンセリング機能です。
通勤・通学時に良い音で音楽を聞きたい人におすすめですね。
【特 長】
- 専用アプリケーションでノイズキャンセリング等のカスタマイズが可能に。
- トリプルコンフォートイヤピース/フィッティングサポーター付属で優れた装着感を実現。
- ケースから取り出すと自動で電源ON
- NFC搭載、ワンタッチペアリングで簡単接続。
- Siri/Google Nowなどのスマートフォンの音声アシスタント機能を起動できる
- 質量:本体のみ(左右各)約6.8g
- 付属:USBケーブル、イヤーピース 【ハイブリッドイヤーピースロングSS,S,M,L(各2)、トリプルコンフォートイヤーピースS,M,L(各2)、フィッティングサポーターM,L(各2)】、キャリングケース(充電ケース)
ソニー WF-SP700N
こちらはソニーの2018年の発売モデルです。
先のモデルの後継機種では無く、ちょっとした廉価版のモデルとなっています。
ノイズキャンセリングの機能は先のモデルの方が優秀で、こちらはその変わり防水が付いています。
先のモデルは、通勤通学なので、こちらのモデルはジョギング時などのアクティブに使う人用のようです。
デザインも違うので好みで選んで下さい。
【特 長】
- IPX4相当の防滴対応 汗や水しぶきに強いスポーツモデル
- ケーブルから解き放たれる bluetooth対応左右完全独立型イヤホン
- 雑音を気にせず運動に集中できる デジタルノイズキャンセリング対応
- 本体を最大2回分充電可能 本体色に合わせたカラーの専用ケース付
- 運動中の使用を想定しサポーターを新開発 高い装着性を実現
- アプリ「Sony | Headphones Connect」に対応 アプリを使ったサウンド設定が可能
- 高音質フォーマット「AAC」対応