今、Xperia X Performanceを使っています。
使っていたイヤホンが壊れてしまったので、買い替えまでの間と思い机の奥に眠っる昔のSonyEricsson製のスイッチ付きイヤホンマイクを引っ張り出してきました。
そして、Xperia X Performanceに挿してみまたところ….
このイヤホンは使えないと怒られてしまいました。
なんだ!と最初ビックリしましたが、イヤホン端子には幾つか規格があることを思い出し、今回使えない利用がコレが理由かどうか調べてみました。
イヤホン端子の規格
最近のスマートフォンに採用されているイヤホン端子の規格(4極ステレオミニプラグ)には以下の2つの規格があります。
- OMTP(Open Mobile Terminal Platform)
- CTIA(Cellurar Telephone Industry Association)
これまでOMTPとCTIAが混在していたようですが、iPhoneがCTIAの規格を採用したことで、スマートフォンのプラグとしては現在CTIAの規格が主流となっています。
いろいろ情報を探ってみると
2011年モデルのXperia(arc/acro/ray/PLAY/Sony Ericsson mini)のイヤホン端子は、「OMTP(Open Mobile Terminal Platform)」
という情報を見つけ、どうやら私が机の中から引っ張り出してきたSonyEricsson製のスイッチ付きイヤホンマイクはこの時代にOMTP規格のものだったようです。
じつは、このOMTPとCTIAの規格のイヤホンは外観が一緒で見た目で判断出来ないんです。
こんな感じです。
左は金メッキ加工をしているでのプラグの色が金色ですが、これは規格とは関係はありません。
で、なぜOMTPとCTIAの規格が、見た目同じなのに使えないかと言うと、上の写真の通り、MicとGrandの位置が異なるので使えいないんです。
互換性が無いんだったらプラグの形状を変えるとかして欲しいですよね。
今回説明したような事を知っていないと、スマートフォン本体か、イヤホンが壊れたのかとびっくしますよね?
まとめ
まとめると、
- イヤホン(4極ステレオミニプラグ)にはOMTP、CTIAという2つの規格があります。
- OMTPとCTIAには互換性がありません。
- OMTPとCTIAは見た目で区別がつきません。
以上の事から、機種変更や私のように古いイヤホンジャックを引っ張り出して来た時に、イヤホンが使えない現象が発生した場合は、壊れた!と大騒ぎをするのでは無く、規格が違う可能性を疑いましょう。
見た目で判断できないので、今回の問題の場合、対処方法としては買い換えるしかありません。
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