最近大画面を楽しむためにプロジェクタを購入する人が増えています。
私もその一人で、大画面のテレビを買わずに毎日プロジェクタで動画、映画などを楽しんでいます。
プロジェクタの弱点は夜の暗い部屋であればテレビに負けない品質で楽しめるのですが、昼間は室内が明るければ明るいほど、投影された画面が薄くなってしまい、太陽光が直接当たる場所でまったく見えなくなってしまうことです。
今回、昼間の部屋でどの程度使えるのか試して見たので紹介したいと思います。
プロジェクタを購入・使用する際の参考にして見て下さい。
プロジェクタで昼間にどの程度までキレイに画像が投影できるか試してみた
今回確認に使用したモバイルプロジェクタ
今回確認に使用したのは、私が愛用しているXGIMIのMOGO Proというモバイルプロジェクタです。
本体だけでAndroidTV使え、投影する画像も1080p(フルHD)に対応した画像がきれいで、音が良いのでとても気にっている製品です。
プロジェクタがが画像を投影するときの明るさは300ANSIルーメンの製品です。
ルーメンの表示は、ANSIがついている場合とついていないものがあります。
ANSIがついていない方は決められた基準がないらくし、正確に比較が出来ないのですが、これまでいくつかプロジェクタを使った印象では、300ANSIルーメンは3000~5000ルーメンと同じぐらいの明るさの印象です。
今回確認に使用したプロジェクタスクリーン
これも、私が愛用しているプロジェクタスクリーンです。
私も多くに人と同じく、プロジェクタを購入した直後は家の白壁に投影していたのですが、壁のクロスの凹凸で投影した時に画素数が1段階荒く、そして色も特に白色の発色が悪かったのですが、これで昼でもきれいな映像を楽しめるようになりました。
明るさを測定する機器
後で、昼間に投影した画像を見てもらいますが、その時の室内の明るさをお伝えするのに「Lux Meter」(Android版)というスマホの無料アプリを使用しました。
自分の部屋の明るさと比較したい場合など、スマホにダウンロードして使用してみて下さい。
尚、アプリは紹介したアプリでなくても、好きなもので良いです!
どのアプリでも、カメラのセンサから情報を取っているだけなので、測定結果が大きく変わることはありません。
また、iPhone向けのiOS版もAppleのApp Storeで「Lux」で検索すると、「LUX Light Meter FREE」など室内の明るさ測定出来る無料アプリが見つかります。
昼間にプロジェクタに投影した画像の見え方
では早速昼間にプロジェクタで投影した時の画像の見え方を表示します。
窓からの光が110LUX(ルクス)の場合
まず、右の窓から、スクリーンの位置で測定して110LUX(ルクス)で光が入ってきたいる場合です。
画像は100インチのスクリーンいっぱいに投影しています。
映像のソースはYouTubeの上高地の動画です。
300ANSIルーメンで、けっこうはっきりとみえていますね。
正直のところ夜のきれいな画像を知っているので、個人的には薄くてぼやけた印象がありますが、たとえば、きれいな映像を楽しむのでは無く、ニュースやワイドショーなどのテレビ番組見るぐらいであれば全く問題、不満はありません。
もっと、しっかりはっきりした画像を見たいと言う人は、プロジェクタをスクリーンに近づけてみてください。
するとこんな感じになります。
上図は50インチ相当で投影しているものです。
家の大型テレビの大きさが50インチと言う人も多いと思うので、この大きさの投影で問題ないという人であればプロジェクタでこれだけきれいに画像を見ることが出来ます。
普通のテレビの料理の紹介画面ですが、こんな感じで、昼間でもキレイに見ることが出来ます。
窓からの光が380LUX(ルクス)の場合
皆様の部屋によってはもっと明るいよ!という人の為に室内が380LUXの場合の見え方もご紹介します。
これも50インチの大きさに投影した場合ですが、先程よりも画面が薄くなってしまいました。
このように外からの光が強ければ強いほど、投影した画面は薄くなってしまいます。
でもこれだけ見えれば個人的には問題なく、私は大画面テレビを買わずに、昼も夜もプロジェクタでテレビや映画を楽しんでいます。
気づいた人がいると思いますが、今回撮影のためにレースカーテンしかしていませんが、カーテンを閉めるなど外からの光を調整すると、前の画像のようにキレイに画像を楽しむ事が出来ます。
まとめ
今回300ANSIルーメンのプロジェクタを使って、昼間にどの程度まできれいに画像が見えるのか試してみました。
プロジェクタは夜に部屋を暗くして使うものと思っていた人も多かった思いますがいかがですか?
昼間でもキレイに見えますよね。
昼間でももっとプロジェクタを活用しましょう!
尚、これからプロジェクタの購入を考えている人は、投影する時の画像が300ANSIルーメンよりも暗い製品を買ってしまうと、まったく使えない(見えない)という事になる可能性があるので気を付けて下さい。