Android7.0新機能
マルチウィンドウのサポート
マルチタスク機能がプラットフォームに新しく導入され、マルチ ウィンドウがサポートされるようになりました。
これによって、ユーザーは同時に 2 つのアプリを画面に開くことができます。
タブレットでは同様の機能は既にサポートされていましたが、コレが改良され、スマートフォンにも対応したと言うことのようです。
最近スマートフォンも5.5インチの大型画面の物が主流になっていますので、まあ正当な進化といったところでしょうか?
具体的には分割画面モードで 2 つのアプリを左右や上下に並べて実行でき、2 つのアプリの間にある分割線をドラッグしてアプリのサイズを変更することもできます。
通知機能の強化
iPhoneのiOS10でも通知機能の変更がありましたが、Android今回通知機能が変更になります。具体的には以下が変更となります。
- テンプレートのアップデート
- メッセージ スタイルのカスタマイズ
- バンドル通知
- ダイレクト リプライ
- カスタムビュー
これについてはAndroidの公式のサイトで説明がありますが、正直使い勝手含め不明といった所でしょうか?使いやすくなっている事を期待しましよう!
プロファイルに基づいた JIT / AOT コンパイル
これについては、デバイスのプラットフォームの開発の経験のあるエンジニア、ガジェット好き?ぐらいしか意味がわからないと思いますが、一言で言うと、iPhoneで言うiOSがバージョンアップされスマートフォン内部ので行っている様々の処理が高速化され、電池持ちも良くなります!って感じでしょうか?
実際に我々ユーザ体感できるほど処理が高速化され、また、電池持ちが良くなるのかどうかは公表されていません。
多分体感できるほどでは無いとという感じなんでしょうね。
アプリの高速インストール
Android 6.0 では最適化とインストールの実行に数分かかっていたサイズの大きいアプリでも、数秒でインストールできるようになります。また、 最適化のステップが不要になったため、システム アップデートも高速化されています。との事です。
まあコレもあまり一般ユーザには特に大きなアップデートでは無いかもしれませんね。
でもこれまで数分かかっていたアプリのインストールが本当に数秒で終われば、体感的にストレス無く、気持ちいいと思いますね。特にインストール・アップデートを溜め込んでしまって居た場合良いかも!
どこでも機能する Doze
Android 6.0 ではDoze システムモードが導入され、端末が机に置かれているときや引き出しに収められているときなどのアイドル時にアプリの CPU とネットワーク通信の実行を保留し、電池を節約していました。
Android N では Doze が改良され、外出中でも電池を節約できるようになっています。画面をしばらくオフにしたり端末を電源から抜いたりすると、Doze により、通常の CPU およびネットワーク制限の一部がアプリに適用されます。つまり、端末をポケットに入れて持ち歩いているときでも電池を節約できます。
つまりは、これまで止まっている時は省電力モードになっていたが、歩いたり移動している時は省電力モードが効いていなかったという事ですね。
これは電池もちにすごく良い効果があって、3日間充電なしで使えます!みたいな感じになるかもしれませんね。なったらいいなあ。
Project Svelte:バックグラウンド処理の最適化
これまた、iPhoneで言うiOSの中身の話で、簡単に言うと内部処理を最適化したので、電池持ちがよくなったりしますよ!というものですね。
まとめ
以上、今回の主なアップデートは表示などの見た目と、内部処理の効率化により処理スピードを上げながらも省電力化を図ったというのが主な新機能・改善点で正直、ユーザに取っては新鮮さは無いですが、ユーザがストレス無く使うためには地味な内部処理の改善も必要なので、妥当な正当進化といった感じでしょうか?

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