TOEICスコア500点後半の私が、始めて新問題形式のTOEICを受験してきましたので、問題の印象などをご紹介致します。
TOEICの500点後半って受験生の中で人数的に一番多いスコアになるので、多くの人に参考になるかと思って受験した印象などを公開します。受験対策の参考にして下さい。
新形式問題とは?
まずは、新形式問題について簡単に紹介します。
- 2016年5月の公開テスト(第210回以降)から導入されました
- IPテストは2017年4月からの導入予定です
- 公式にアナウンスされている限りでは難易度については変わりません
でも500点後半の人が受験するとどうなるでしょうか?
リスニングセクションの変更点(Part1〜Part4)
- Part1 写真描写問題 問題数減少 10→ 6
- Part2 応答問題 問題数減少 30→25
- Part3 会話問題 問題数増加 30→39
- Part4 説明文問題 問題数同じ 30→30
リスニングセクションの変更点(Part1〜Part4)
- Part5 短文穴埋め問題 問題数減少 40→30
- Part6 長文穴埋め問題 問題数増加 12→16
- Part7 1つまたは複数の文章 問題数増加 48→54
難易度はかわらないと言ってますが、会話のヒアリング力と、文章の読解力とスピードが求められる出題形式となっています。
500点後半の私が受験した印象(第214回)
TOEICスコア500点の後半(TOEIC受験者のボリューゾーン)の私が受験した印象をご紹介します。
リスニングセクション
- Part1 難易度、出題傾向について特に変化なしの印象
- Part2 難易度は変わらない印象ですが、これまでのはっきりした発音・会話では無く、少し本物のネーティブ通しが喋っている感じで、喋りが早く感じた。
- Part3 難易度は変わらない印象ですが、これまでのはっきりした発音・会話では無く、少し本物のネーティブ通しが喋っている感じで、喋りが早く感じた。3人で会話する問題が出題されたが、特に2人の時と比べて難しいという印象はなかった。
- Part4 難易度は変わらない印象ですが、これまでのはっきりした発音・会話では無く、少し本物のネーティブ通しが喋っている感じで、喋りが早く感じた。
リスニングセクション英文としては特に問題難易度は変わらないように気がしましたが、ネーティブ同士が通常喋っている感じになりこれまでに比べて”早い!”という印象を受けまし。
結局、問題難易度は変わらなくても、えっヤバ!てぐらい聞き取れない問題が増えた印象です。
リーディングセクションをCDなどを購入してされている方は、新形式対応の問題集のCDでリスニングの練習をした方が良いです。
リーディングセクション
- Part5 難易度、出題傾向について特に変化なしの印象
- Part6,7 難易度は簡単になった印象。ただし読まなけれないけない英文が増え、これまで以上に読むのしんどいって感じ。また、各問題の最後の設問は英文全体をちゃんと理解できていないとわからない設問が多く、これまで以上に正確かつ早く文章を読めないとスコアが上がらないような問題になっています。
TOEIC700-800点ぐらいの英語力がある人は簡単になったという印象になるような気がしますが、TOEIC500点後半のレベルでは読むのが全然間に合わず、しんどいさが増した感じ。結局今回私は100問中72問目までしか文章をちゃんと読んで回答できませんでした。
まとめ
500点後半の人が新形式問題を受験すると、
リスニングは早くて、聞けない文章が増えたって感じ。
リーディングは簡単になった?て感じだけど、これまで以上に読むの間に合わなくて読むのが大変って感じでした。
実が今回は600点超えをねらっていたのにやばいかも!
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